子供が「自分が悪いことしたー」と感じるとと思わずし てしまう事!

みなさんこんにちは。
かずみん教授です
今回は
小学校で担任をしていた時によくあったこと、
悪い事をしてしまった時の子供がする行動と心のメカニズム
そして対応方法をテーマにお話しします。
私が小学校で担任していた時、
「自分が悪いことをした!」と思った子供がする行動として、
自分に罰を与えるという行動がありました。
例えば
・悪いことをしたので給食は食べません
・悪いことをしたのでご褒美シールを返します
・悪いことをしたので家に帰ります
・自分を叩く
など
悪いことをした自分に罰を与えます。
この自分に罰を与える行為をするのは
男の子がほとんどでした。
ちなみに私が担任した中で
「給食を食べません!」と言う子が一番多かったです。
(「食べるな!」なんて一言も言っていませんよ)

「悪いことをした!」と感じた子の
心のメカニズムは
悪い事をした自分

ダメな子だ!

ダメな子は、ごはんを食べる価値が無い!
となるようです。
ダメな自分=価値がない(ご飯を食べる価値なし!)
働かざる者食うべからず!って
子供ながらに思ってしまうんですね。
「給食食べません!」と決めた子への対応方法
A君の場合。
最初の頃は
「牛乳くらい飲んだら?」
「デザート食べたら?」
「お汁くらい飲んだら?」と
声をかけていました。
周りの子たちも
「本当に食べないの?」
「これ美味しいよ?」なって
声をかけてくれました。
声をかけるほど食べない!
意固地になる!
給食時間の終わりに
「牛乳だけでも飲みなさい!」と
私が怒り、子供も怒る又は拗ねる。

よく「給食を食べません!」と言うので、
そのうち私の方も
「男に二言はない!」と思うようになり、
給食中は声をかけませんでした。
クラスの子たちには日頃から
「そっとしておくのも優しさ」と教えていたので、
子供たちもそっとしてくれるようになりました。
給食時間が終わる時に「給食片付けるよ~」
「牛乳くらい飲んだら?」と軽く声をかけると
牛乳だけ飲むようになりました。
「給食を食べない!」と決めた子を認めて、
そっとしておき、時間が経った頃に声かけをする対応をしました。
子供が家に帰ってから、
家庭に怒った理由と
「給食食べてません」の電話連絡をしていました。
B君の場合。
「給食食べません!」と決めても
給食が始まると、
「やっぱり、食べる!」って食べる。
「今日は絶対に給食食べません!」と決めても
給食が始まると
「やっぱり、食べる!」って。。。
「自分で食べないって言ったでしょ!」と怒らず、
「食べていいんだよ~」
「食べるな!なんて先生は言っていないよ」と声をかけてあげる。

「給食を食べません!」と自分で罰を与え、
食べるのも、食べないのも
自分で決定させる。
という対応をしていました。
「給食を食べない!」と言う罰を与えるお子さんを例に
お話ししましたが、
何か悪いことをすると
自分に罰を与えるお子さん、
結構いますよ。
自分を叩く「自傷」して
自分に罰を与える子たちもいました。
【自分に罰を与える子への対応方法】
「大丈夫だよ」
「そんなことしなくていいんだよ」って
許してあげましょう。
自分に罰を与えなくていいんだよですよね。
悪いことした時。大人も子供も「しまった!」と
反省していますよ。
自分に罰を与えることがクセになっている子には、
「そんなことしなくていいんだよ」
大丈夫だよ~よしよしです。
ちょっとずつ「大丈夫だよ」
「どんなあなたでも大好きだよ」を伝えていきましょう。
悪い事をしてしまっても大好きだよ
ありのままを愛してるよ~ですね。

大きな愛で